笠間市よりお越しいただいたアウディAのオーナー様から、下記部位の塗装修理のご依頼をいただきました。
・フロントバンパー
・リヤバンパー
・左クォーターパネル
「大切な愛車を任せる場所を探していた」とのオーナー様のご要望。今回も丁寧に作業を進めさせていただきます。
▼フロントバンパー
▼リアバンパー
▼リアバンパー中央付近
▼リアバンパー左側
▼リアバンパー右側
▼左クォーターパネル
修理内容
傷とへこみの研磨
バンパー部分の傷やへこみを研磨し、滑らかな下地を作りました。この工程で仕上がりの良し悪しが決まるため、手間を惜しまず丁寧に進めています。
パテ付けと下地処理
研磨後、表面をしっかり脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗布。その上にパテを塗り込み、硬化後に平滑になるまでサンドペーパーで研磨します。
プラサフ塗布
プラサフ(プライマーサーフェイサー)は塗料をしっかり密着させるだけでなく、小さな傷を埋める効果もあります。表面の均一さと塗装の発色を高めるため、丁寧に塗布しました。
調色作業
車の色は経年によって微妙に変化します。そのため、測色機を使用して現車の色を読み取り、何度も確認しながら調合しました。今回の塗装は3コートパール仕上げ。ホワイトのベースカラーとパールベースの絶妙なバランスが大事です。
マスキングと脱脂・清掃
塗装箇所以外を保護するためのマスキングを徹底し、塗装面の油分や汚れを丁寧に除去しました。このひと手間が、不具合の防止になります。
3コートパール塗装
3コートパール塗装は、以下の3層で構成されています。
1. ベースコート:車体の基本色を決定する層で、塗装の土台となる。
2. パールコート:パール顔料を含む半透明の層で、光の反射や屈折により独特の輝きと色の変化を生み出す。
3. クリアコート:最上層で、塗装全体を保護し、深みのある光沢を与える。
このように、3コートパール塗装は各層がそれぞれの役割があります。
最終仕上げ
塗装後は、専用のコンパウンドで磨き上げ、光沢感を出していきます。細かな仕上げにも手を抜かず、納得のいく状態になるまで作業を続けています。
オーナー様のご感想
仕上がりをご覧になったオーナー様は、「修理箇所がどこだったのか全然分からない!」と驚きの声を上げてくださいました。このようなお言葉をいただける瞬間が、私のやりがいに繋がります。
仕事への想い
私は、目に見える部分だけでなく、お客様が安心して車に乗れるような仕上がりを目指しています。車は単なる道具ではなく、大切な思い出や生活の一部です。だからこそ、丁寧な作業を積み重ね、オーナー様に「ここに頼んで良かった」と感じていただけるよう努めていきます。
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